Kishima Craft Works

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Family mruby の使い方(v0.6.0)

まだ開発中のためファームウェアが色々と未熟ですが、ご容赦ください。 C97で購入された方向けの説明はこちらです。


1.必要なもの

今後対応予定

現在ファームウェアが未対応ですが、以下のパーツも使えるようにする予定です。


2.基板の組み立て

TMMF2020で配布したセットでははんづけ作業不要です。


3.基板の説明

基板の各ブロックの説明です。

Narya board description


4.使って見る

起動〜メインメニュー

VGAモニタとPS/2キーボードを電源を入れる前に接続しておきます。

USBケーブルを接続して、電源スイッチをONにして起動します。

すると以下のような画面が表示されます。

エディタ

編集

現在のバージョンでは、以下の機能をサポートしています。

コンパイルと実行

                                        :: F4(RUN)でバイトコードへのコンパイルと実行を行います。 スクリプト実行中は、低解像度に切り替わります。

例外が発生した場合、その内容を示すメッセージを表示して、エディタ画面に戻ります。

API

こちら を参照ください。


5.ファームウェアの更新

最新のファームウェアは以下のリポジトリで継続的に更新しています。

https://github.com/kishima/family_mruby

最新版は、v0.6.0です。

esptool.pyを使って、バイナリファイルを書き込む場合、ソースコードのビルドは不要です。 MacやLinuxで書き込む場合のesptool.pyのオプションは、release_bin/flash_bins.sh を参照ください。 Windowsでも、フラッシュツールを使えば書き込めるはずですが、未チェックなので、追って手順を更新したいと思います。

もしビルドして改造等したい場合には、ArduinoIDEではなく、コマンドラインで動かすESP-IDF環境が必要となります。

v0.6.0は、ESP-IDF v3.2.2をインストール済みの環境で、Readmeの手順に従ってビルドしてください。

ESP-IDFの環境がそろっていれば、git cloneしてmake menuconfig、make flashするだけなので、ビルドは比較的容易かと思います。

5.1 書き込み手順

こちら を参照ください。


6.その他

FabGL基板として使用する場合の注意点

ファームウェアを上書きすると、FabGLを動かすためのESP32開発基板としても用いることができます。

Narya基板を、素のFabGLと組み合わせて用いる場合、VGAのVSyncが標準のピン配置とことなる接続をしているため、注意が必要です。

VSyncのみ変更されています。ご注意ください。

Type Default Family mruby
Red1 GPIO22 GPIO22
Red0 GPIO21 GPIO21
Green1 GPIO19 GPIO19
Green0 GPIO18 GPIO18
Blue1 GPIO5 GPIO5
Blue0 GPIO4 GPIO4
HSync GPIO23 GPIO23
VSync GPIO15 GPIO27

設定例

VGAController.begin(GPIO_NUM_22, GPIO_NUM_21, GPIO_NUM_19, GPIO_NUM_18, GPIO_NUM_5, GPIO_NUM_4, GPIO_NUM_23, GPIO_NUM_27);

変更無しです。マウスは非対応です。

Type Default
DATA GPIO32
CLK GPIO33

変更無しです。

Type Default
Audio GPIO25

問い合わせ

Family mrubyのファームウェアに関しては、githubのissueをご利用ください。

その他については以下のメールアドレスを利用ください。

kishima@silentworlds.info

個人の趣味の範囲で運営しているプロジェクトのため、十分な対応を保証することができない点、ご容赦ください。